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弥陀ヶ原 (立山)[みだがはら]
弥陀ヶ原(みだがはら)は富山県中新川郡立山町芦峅寺(あしくらじ)にある活火山で高原。中部山岳国立公園内にあり、標高は1,600mから2,000m程度。高原上を立山黒部アルペンルートの立山有料道路が通る。2012年(平成24年)7月3日、ラムサール条約に登録された〔ラムサール条約湿地の新規登録について 富山県〕。 == 概要 == 弥陀ヶ原は立山の麓から常願寺川水系称名川の左岸にかけて、東西4km、南北2kmに広がる溶岩台地で、浸食カルデラ〔立山・弥陀ヶ原・地獄谷 〕であるが、かつては陥没カルデラとされていた〔野崎保、菊川茂:立山カルデラの形成と深層崩壊の歴史 -鳶泥と国見泥- 日本地すべり学会誌 Vol.49 (2012) No.4 p.196-203〕。 この大規模な高原の存在が、立山の雄大さの一つの要因である。高所に位置するため、11月頃から7月頃まで雪に覆われる。夏には川が流れ、餓鬼の田(池塘)が数多く存在する高原湿地であるため多種の高山植物が見られる。高度が低くなると樹木が増えてくる。秋には周辺の山々とも合わさり雄大な紅葉が見られる。 アスファルトの立山有料道路と整備された遊歩道(木道)とベンチ、ところどころに展望台がある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「弥陀ヶ原 (立山)」の詳細全文を読む
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